天童よしみ　初出演映画で「私、脱がせていただきました！」

映画「湯道」完成披露試写会に出席した（左から）鈴木雅之監督、生見愛瑠、小日向文世、橋本環奈、生田斗真、濱田岳、天童よしみ、クリス・ハート、窪田正孝、角野卓造
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　歌手の天童よしみ（68）とクリス・ハート（38）が26日、東京ドームシティホールで行われた映画「湯道」（監督鈴木雅之、2月23日公開）の完成披露試写会に登場した。

　古びた銭湯「まるきん温泉」を巡り、さまざまな人間模様を描く物語。天童は歌手デビューから51周年で初の映画出演となった。

　演じたのは、開店直後のまるきん温泉へ一番乗りし、誰も居ないお風呂で思い切り歌うことが大好きな常連客役。「監督からは“いつも明るく天真爛漫な女性だから、よしみちゃん堂々とやってください”と言われました」と明かした。「その堂々と、というのは…私脱がせていただきました！」と宣言した。

　歌手デビューの場は銭湯だったといい「大変、（音の）響きが違う。声が出すのが凄く楽だった」と振り返り。現在でもお風呂で歌う習慣があり「カラオケの小さいスピーカーを置いて毎晩歌っています」と語った。

　クリスは刑務所で服役中の受刑者で、出所後のお風呂とコーヒーを夢見る青年役。「裸のシーンがあるから、30キロ痩せました。もう戻りました。1日2時間運動して2カ月間おかゆと味噌汁だけの生活でした」と明かした。