田中卓志結婚　思い出の場所でプロポーズのはずが…まさかの事態「むちゃくちゃなプロポーズに」

[ 2023年1月26日 19:11 ]

　お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志（46）が26日、配信されたニッポン放送のポッドキャスト特別番組「アンガールズのジャンピン」で、30代一般女性との結婚を発表し、プロポーズについて明かした。

　田中は昨年1月に交際している恋人の存在を告白していた。当時で交際期間は約1年と話しており、2年の交際を経てのゴールインとなった。今年元日にプロポーズし、1月22日に婚姻届を提出した。

　元日にプロポーズをしようと決めていた田中。「1日にどこでプロポーズするかってなるのよ。悩んだよ。またサイトで調べてさ」。結婚指輪に続き、プロポーズの場所もネット頼りだったといい、「しょうがないだろ？どういうところでプロポーズされたら喜ぶかっていうね。夜景がきれいとか、海が見えるところとか」と明かした。

　サイトには思い出の場所も候補に挙げられていたという。「思い出の場所でピンときてさ。“2人の思い出の場所などどうでしょう”ってインターネットに書いてあったから。“分かりました”って…ネットに言ってない。心の中で言って」。彼女に告白した、東京・晴海埠頭の客船ターミナルでのプロポーズを決めたという。

　車のバッテリーが上がるというトラブルもあり、田中は彼女と徒歩で思い出の地へ。「指輪をポケットに入れてさ。すっと出せる位置にしないと」。婚約指輪の準備はOK。あとは夕暮れ時を待ってプロポーズするだけだったが、思い出の地に着いた2人を待っていたのは、残酷すぎる現実だった。「指輪持ってさ、晴海埠頭の客船ターミナルに行ってみたら、客船ターミナルがぶっ壊されてたの。去年の夏に営業が終わって」。引き笑いしながら告白する田中に、相方・山根良顕は「チェックしとけよ！全部チェック不足じゃん。車のバッテリーとか。そんなバタバタでもないじゃん」と痛烈なツッコミを入れていた。

　金網にはり付いて「これ、どこかから入れないのかな？」と慌てた田中だったが、しばらく2人で夕暮れを待ったという。「レインボーブリッジに光がともったくらいに、“ブサイクですけども…”」とプロポーズの文言を話し始めた。しかし、ここで山根が「外？」とツッコミ。田中は「仕方ないじゃん！中なんかないよ、そこ。ぶっ壊されてるんだから」とツッコミ返していた。

　「結婚して下さい」という田中のプロポーズに、彼女は「ありがとうございます」と返してくれたという。ところが、先走る田中はここで再び失敗。「返事を聞く前に指輪を相手の指に突っ込んじゃったけど。慌てちゃってさ。返事はOKだろうと踏んでたからさ。“まだ私、返事してないんだけど”って言われちゃった」と振り返った。

　「むちゃくちゃなプロポーズになったんだけど、何とかOKになった」という田中に、山根も「そういうのも思い出に残るから、いいんじゃないの？成功したんだったら」と胸をなで下ろしていた。

　田中は昨年11月放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、交際のきっかけについて説明。「10年前ぐらいに飲み会で知り合ってたんですけど、3年ぐらい前にたまたま舞台を見に行ったら、久々に会って、そこで連絡先交換しようってなって、そこからちょっとリモート飲みとかしながら近づいていった」。コロナ禍で距離が縮まっていったことを明かしていた。

　田中は00年に山根とアンガールズを結成。キモカワを前面に押し出したネタや、「ジャンガジャンガ…」というコールで締めくくる一発ネタで人気を博した。

　13年に一般女性と結婚し、1児をもうけた山根とは対照的に、田中はたびたび結婚願望を口にしながらも、いい出会いに恵まれない様子をネタにした。結婚相手となった女性が15年ぶりの彼女だったことを告白している。