宝塚・宙組組長の寿つかさが退団へ　6月公演「カジノ・ロワイヤル」の東京公演千秋楽をもって

宝塚大劇場
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　宝塚歌劇団は26日、宙組組長・寿つかさ（ことぶき・つかさ）が6月11日、次回公演「カジノ・ロワイヤル～我が名はボンド～」の東京公演千秋楽で退団すると発表した。

　寿は1990年（平2）宝塚に入団。雪組から98年1月1日、宙組発足と同時に宙組に移り、創設メンバーとして組を盛り立て、08年5月に組長に就任。以来15年間、組を支え続けた。「すっしー」の愛称で広く親しまれ、男役として活躍を続ける一方、女役の重要な役どころも演じるなど個性派として重責を担ってきた。

　同公演ではトップスター真風涼帆（まかぜ・すずほ）、トップ娘役の潤花（じゅん・はな）の退団も決まっており、この日は寿に加え男役スター・紫藤りゅう（しどう・りゅう）の退団も発表された。同公演は3月11日～4月17日まで兵庫・宝塚大劇場で、5月6日～6月11日まで東京宝塚劇場で上演される。