古市憲寿氏 「JR西日本って昔から…教訓が生かされてなかったのか」列車で一夜、JR西の対応に

[ 2023年1月26日 09:22 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(38)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。大雪の影響により、滋賀県内や京都府内では24日夜からJR東海道線(京都線)などで複数の列車が立ち往生したことに言及した。

 多くの乗客が車内で夜を明かして、混雑した車内に長時間閉じ込められた乗客が体調不良で救急搬送されるケースもあった。JR西日本は25日に大阪市内の本社で記者会見し、三津野隆宏近畿統括本部長が「多数のお客さまに多大な迷惑をおかけした」と謝罪。21カ所でポイントが故障した理由については、実際より少ない降雪量を想定し、融雪設備を稼働させていなかったため、と説明した。

 古市氏は「車ってある程度、プライベートな空間があるので、車よりも電車で立ち往生にあった方のほうが不びんだなって思うんですよね。特にJR西日本って昔から、例えばJR神戸線で信号トラブルで立ち往生があったとか結構過去にも事例があるんですけど、そういう教訓があんまり生かされてなかったのかなって気もするんですね」と指摘。

 そして、「現場の発信を見てると、車掌さんレベルでは何とかしようって方がいるんだけど、上からの指示で乗客を降ろせないだとか、そういうトラブルみたいなことがあったみたいで。だから結局、本当は現場判断でもっと柔軟に対応できればよかったんだろうけれども、上層部との連携って意味で、それがうまくいってなくて結局、長時間の立ち往生、閉じ込めになっちゃったのかなあって気がしますね」と自身の見解を述べた。

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2023年1月26日のニュース