LiLiCo 大のドキュメンタリー映画好き アンバサダー就任発表会で早くも“おかわり”お願い?

[ 2023年1月26日 22:23 ]

「TBSドキュメンタリー映画祭2023」のアンバサダーを務めるLiLiCo(中央)。作品の監督たちと
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 タレントで映画コメンテーターのLiLiCo(52)が、「TBSドキュメンタリー映画祭2023」(3月17日~)のアンバサダーに就任し、26日に都内で開かれた発表会に出席した。

 TBSのドキュメンタリーレーベル「TBS DOCS」から生まれた作品を順次上映する映画祭。大のドキュメンタリー映画好きとして「こんなにすばらしい映画のアンバサダーになれるなんて」と笑顔。「1回だけですか?ダメだった次は変わるんですか?」と壇上から関係者の顔色をうかがって笑わせた。

 TBSの土曜昼の情報バラエティー「王様のブランチ」の映画コーナーを22年間担当。「今や新人俳優のみなさんに会うと、“物心ついたことからLiLiCoさんがいた”と言われて、そういう年齢になったんだな」と笑いながら、「もっと深く(映画に)関われたらと思っていたところだった」と起用を喜んだ。

 「“人の人生を見て、自分の人生を考える”。これがドキュメンタリー映画のすばらしいこと」と熱弁。若い頃にABBAやマドンナの作品を見てドキュメンタリー好きとなり、「最近は連載で紹介するのもドキュメンタリーばかり。“ドキュメンタリリコ”になってる」と明かした。

 「もしドキュメンタリー映画を撮るなら」という話題では、題材について「私の人生も結構面白いんですよ。忙しいんですねってよく言われるけど、その10倍忙しいんです。マネジャーなしで頑張ってるんです」と言って、出席した監督に「どうですか?」と売り込む場面も。一方で「テレビの裏側が気になる。1本の番組をつくるのがどれだけ大変か。それを知るとテレビの見方も変わってくるのかな」と提案した。

 この日は映画祭のラインナップ15作も発表。穂坂友紀監督が手がける「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」は、2021年1月に落車事故で大ケガを負ったオートレーサーの森且行がレースへの復活を目指す姿に迫った作品。穂坂氏は「彼の生き方、生きざまにほれこんだ」と話し、プライベートな部分も本人の許可を得て撮影。「一生歩くことができないかもしれない、車いすの生活になるかもしれないという状態から、歩くことだけでも凄いのに、それでもレースに復帰したい。ゼロから挑戦する彼の姿を見てほしい」とPRした。森は2月27日に復帰予定のため作品は未完成の状態。「まだ編集してません」と明かした。

 LiLiCoも2年前に膝の皿が割れる大ケガを追っており、「全然違うけがですけど、リハビリは本当に大変だと思った。パワーをいただきたいですね」と話した。

 また、幼少期に父親から性的暴行を受けた女性が50年以上の時をへて父親と対峙(たいじ)する姿をとらえた作品「魂の殺人~家庭内・父からの性虐待~」(監督加古紗都子)について、LiLiCoは「自分の魂をえぐられた気分になりました」と涙を見せながら語った。

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2023年1月26日のニュース