フジ解説委員・風間晋氏 融雪機動かさず…乗客が列車で一夜、JR西の対応に「危機対応の基本は最悪に…」

[ 2023年1月26日 09:37 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が25日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。大雪の影響により、滋賀県内や京都府内では24日夜からJR東海道線(京都線)などで複数の列車が立ち往生したことに言及した。

 多くの乗客が車内で夜を明かして、混雑した車内に長時間閉じ込められた乗客が体調不良で救急搬送されるケースもあった。JR西日本は25日に大阪市内の本社で記者会見し、三津野隆宏近畿統括本部長が「多数のお客さまに多大な迷惑をおかけした」と謝罪。ポイントが故障した理由については、実際より少ない降雪量を想定し、融雪設備を稼働させていなかったため、と説明した。

 MCの谷原章介に「これ、融雪機を動かしていなかったことが1つの原因、どう思われましたか?」と聞かれた風間氏は「危機対応の基本は最悪に備えるっていうじゃないですか。そういう意味においては、やはり見通しがちょっとどうだったのかなっていうところは問われなければならないと思うんです」と指摘。

 「今回の場合は、JR西の営業エリア全員でいろいろな気象状況の問題とかあって、幅広く対応が求められていた中で、じゃあ1番のトラブルポイントにリソースを集中して対応しないといけないんじゃないかという組織論的なところがちょっと欠けていたのかなって気がしますけどね」と自身の見解を述べた。

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2023年1月26日のニュース