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連勝の藤井竜王 那須与一引き合いに「扇の的を射止めるような集中力で」

[ 2022年1月29日 05:30 ]

第3局前日、与一くんと写真に納まる渡辺王将(右)と藤井竜王
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局は29日、栃木県大田原市のホテル花月で開幕する。4連覇を狙う渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=が連敗を2で止めるか、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=が一気に王手か。開局は午前9時。

 史上4人目の5冠を最年少で狙う19歳は、気配りも行き届いていた。対局場検分後の取材。藤井は対局室の印象を問われて即答した。「那珂川が奇麗に見えて、リラックスして集中して臨めるのかなと思いました」。王将戦開催は17期連続。とはいえ、愛知県在住で、栃木県を訪れるのも7番勝負出場も初めてだけに、ホテル側を流れる清流を言い当てるとは予習復習ができている。

 その後の歓迎セレモニー。「弓矢は打てないけれど、扇の的を射止めるような集中力で臨みたい」。平安武将で、当地出身の弓の名手・那須与一を引き合いにあいさつし、地元ファンを喜ばせた。

 「2連勝?特に有利だとは思っていない。これまでと同じように臨めれば」。第3局でできることは1勝を積み上げることだけ。冷静に現状を見つめたが、この日、大阪・関西将棋会館で王将戦の来期挑戦者を決める1次予選があり、師匠の杉本昌隆八段(53)が勝利した。「それは知りませんでした」。浮かべた苦笑はまさしく19歳のそれだった。

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