終戦記念日 学生野球東西の聖地で同時に黙とう

[ 2020年8月15日 17:04 ]

<星稜・履正社>終戦の日の正午、黙とうする球児たち  (撮影・成瀬 徹)
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 終戦記念日を迎え、東西の学生野球の聖地で正午に黙とうが捧げられた。

 高校野球の交流試合が行われている甲子園球場では第1試合・星稜―履正社の9回裏に入る前、両校ナインらが1分間黙とうした。履正社のエース岩崎峻典投手(3年)は「今、野球ができていることは幸せなことなんだと感じた」と振り返った。

 また、神宮球場では東京六大学野球春季リーグ戦の早慶戦前に両校ナインがベンチ前に整列し、黙とう。慶大の堀井哲也監督は「平和だから学生野球ができる素晴らしさを改めて知った」と話した。

 例年、甲子園では終戦記念日に黙とうしている。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京六大学野球春季リーグ戦が8月開催に延期された。甲子園と神宮で同時に祈りを捧げるのは今年ならではの光景となった。

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