ソフトB 5連勝で単独首位!死角なし柳田 裏かかれても15号V3ラン!史上初4割へ止まらん

[ 2020年8月15日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1オリックス ( 2020年8月14日    ペイペイD )

<ソ・オ>8回2死一、二塁、右越えに勝ち越し3ランを放つ柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 完全に裏をかかれても、打ってしまう。しかも、スタンドまで運んでしまう。ソフトバンク・柳田は末恐ろしい。「マグレなんですけど、マジで」という言葉も信じられない。

 1―1の8回2死一、二塁。左腕・山崎福に4球続けて外角を攻められ、カウントは2│2になった。5球目は不意を突く141キロの内角直球。柳田自身も「外に(ストライクゾーンが)広い感じがしたのでまた外に来るかな」と読みを外した。ところが、瞬時に腕を畳んで思い切り引っ張り、打球は右翼席中段まで飛んでいった。

 リーグトップタイとなった決勝の15号3ラン。「いい反応をしてくれました。感触は完璧」と自画自賛だ。それまでの3打席で二塁打を1本打っていたが、力が入り過ぎていたことに気づいた。「“打ったろう”という気持ちが出過ぎて力みにつながっていた。とにかく力だけは抜いていこうと」。リラックスを意識したことでバットがスムーズに出て、内角球をさばいた。

 どこに投げれば、この男を抑えられるのだろうか。リーグトップをひた走る打率は、史上初の4割も視界に入る・387。体に近く、バットが出にくい内角のベルト付近はこの日を加えて全コース中、最多の5本塁打、・556を誇る。さらに長いリーチを生かし、外角高めからベルト付近も5割だ。11日の同戦でも外角低めのスライダーに完全に泳がされても右手一本で右越えに運ぶ曲芸弾を放ったばかりだが、得意の内角打ちも見せた。

 弱点が見当たらない打撃に、工藤監督も「1点が欲しかったところで神がかっているホームラン。厳しい攻められ方の中で、あの球を打てるのは彼だけ。よく決めた」と激賞した。今季2度目の5連勝で単独首位に立った。2冠に立った主砲の打撃と同様に死角は見当たらない。

 ≪ホームで驚異の強さ≫柳田(ソ)が勝ち越しの15号3ラン。肩書付きの殊勲安打はリーグ最多の17本目。うち殊勲本塁打は9本目でトップの浅村(楽)に並んだ。また、ペイペイDでの一発は10本に達したが、今季の成績を本拠地と敵地に分けると本拠地は24試合で82打数36安打、10本塁打24打点、打率.439、敵地は24試合で86打数29安打、5本塁打14打点、打率.337と打率は本拠地の方が1割以上も高く、本塁打も同試合数ながら倍。長打率も敵地の.581に対し、本拠地では.951とホームで驚異の強さを見せている。

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