ヤクルト・小川 ノーヒットノーラン達成!チーム14年ぶり快挙、プロ野球史上82人目

[ 2020年8月15日 21:02 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―0DeNA ( 2020年8月15日    横浜 )

<D・ヤ>ヤクルト先発の小川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトの小川泰弘投手(30)が15日、横浜で行われたDeNA戦で、ノーヒットノーランを達成した。9回135球を投げ無安打、10奪三振。許した走者は失策2つと、四球3つ。ヤクルトは今季ワースト5連敗中だったが、華々しい記録でストップした。

 19年9月14日に中日の大野雄が阪神戦(ナゴヤD)で達成して以来、プロ野球史上93回、82人目。ヤクルトでは06年5月25日にガトームソンが楽天戦(神宮)で達成して以来14年ぶりとなる。

 小川は初回に2死から宮崎に四球を与えるが、4番・佐野を一ゴロに抑える。2回にも2死から大和を右翼手の落球で塁に出すが、投手の今永を左飛に抑えた。6回には2者連続三振の後、柴田に四球を与えたが宮崎を空振り三振に仕留めた。8回には先頭の倉本に四球を与え、続く中井の遊ゴロで併殺かと思えたが失策で無死一、二塁に。それでも後続を抑えてスコアボードにゼロを並べた。

 昨季5勝に終わった小川だが、今季はプロ8年目で初めての開幕4連勝スタート。だがここ4試合は2敗と7月18日の広島戦以来勝ちがついていなかった。

 この日は小川の快投に応えるように、打線も援護。3回に1死二、三塁で山田哲が左翼線への2点適時二塁打で先制。さらに1死二塁で、青木が右中間へ適時二塁打で加点。4回には今永の悪送球や押し出し四球などで3点。7回にも、坂口、西田のタイムリーなどで3点を加え9―0と大きくリードした。

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