木村前監督 磐城に7分間のエールノック「一球一球、魂を込めました」

[ 2020年8月15日 05:30 ]

木村保前監督とノックのリハーサルを行った磐城ナイン
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 「2020年甲子園高校野球交流試合」は、きょう15日から後半3日間の戦いが始まる。第2試合では21世紀枠で選出されていた磐城(福島)が国士舘(東京)と対戦。磐城は甲子園交流試合でノッカーとして同行する木村保前監督(50)がいわき市の同校で本番さながらのノックで練習を締めくくった。

 涙の別れから137日。木村前監督はコバルトブルーのノックバットを手に、磐城のグラウンドに戻ってきた。この日からチームへの同行が許可され、4月に福島商へ異動して以降初の練習参加。県高野連副理事長として活動し、現場での指導から離れていただけに「最後の聖地で皆とともに過ごせるのが心底うれしい。内緒で練習してきました」と、手のひらにできた無数のまめを見つめた。

 本番さながらの7分間ノックで練習を締めた。「一球一球、魂を込めました」という木村前監督の気合に、ナインも真剣な表情でボールをさばいた。15日の国士舘戦へ「私の人生の中で凄い7分間になるのかなと。これまで培ってきたものの、忘れている引き出しを開けるお手伝いをしたい」と話した。

 練習後の出発式では、集まった応援団やチアリーダー、地元の市民の前で、岩間涼星主将(3年)は「皆さんの応援を胸に刻んで頑張ります。いわきで、自分たちの全力プレーを見ていてください」と決意を語った。(秋元 萌佳)

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