栗山監督「最高の選手たち」に感謝…誇りの600勝「俺は1球も投げてないし、1本もヒット打っていない」

[ 2020年8月15日 22:20 ]

パ・リーグ   日本ハム9―0ロッテ ( 2020年8月15日    ZOZOマリン )

<ロ・日>監督通算600勝のボードを持ち自軍ベンチに頭を下げる栗山監督(撮影・長久保 豊)
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 日本ハムはロッテを9―0で下し、栗山監督が監督通算600勝を飾った。試合後のセレモニーでナインや敵地ファンからも拍手を送られた指揮官は「謙そんではなくて、ファイターズに来て俺は1球も投げてないし、1本もヒットを打っていないので。縁があって過去の選手たちも含めて、最高の選手たちに出会えて、600回一緒に喜べたのは俺の誇り。それは間違いない」と選手を誇らしげに見つめた。

 先発の有原は7回4安打無失点の好投で7月17日のロッテ戦以来となる2勝目(5敗)。打っては中田がリーグ単独トップとなる16号2ランを含む2安打3打点と、投打の柱が節目の勝利を演出。有原は「1年目からずっと使ってもらってる。もっともっと勝って、監督に恩返ししていければと思います」とまだまだ白星を積み上げることを誓った。

 次は「親分」こと大沢啓二氏の631勝の球団記録更新も視野に入る。それでも「誰かの記録とかは全然関係ないな。本当にチーム状況によって、例えば凄く戦力が整っている状況ならずっと2位でももっと勝っている可能性もある。そういうことではないので。トータル的な数字は選手なら気にした方がいいけど、俺は全然関係ない。それよりも今日一日幸せだったな」と白星をプレゼントしてくれた選手を最後まで称えていた。

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2020年8月15日のニュース