八戸学院光星 2投手による零封リレー 指揮官「素晴らしい満点の投球」

[ 2019年8月6日 13:33 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   八戸学院光星9―0誉 ( 2019年8月6日    甲子園 )

<誉・八戸学院光星>八戸学院光星・後藤のピッチング(撮影・成瀬 徹) 
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 第101回全国高校野球選手権大会第1日は6日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は八戸学院光星(青森)が9―0で誉(愛知)に勝利し2年連続となる2回戦進出。6番・下山(3年)が夏の甲子園“令和1号”となる先制満塁アーチを放ち、投げては後藤(3年)、山田(3年)の零封リレーで白星を飾った。

 開幕試合となった一戦。下山の一振りで、あっという間に流れを呼び込んだ。初回、3つの四死球で2死満塁となり相手先発左腕・杉本(3年)がカウント0-1から投じた124キロの直球をと振り抜くと「打った瞬間、レフトフライかなと思ったんですけど浜風に乗ってくれた。入ってくれという気持ちだった」と語った打球は左翼席へ。夏の甲子園“令和1号”となる左越え満塁アーチで4点を先制した。

 また、この勝利が夏の甲子園“令和初白星”となったことについては「開幕戦、みんなで楽しもうって話してた」と笑顔。最後は「次の試合も1点、1点、積み重ねてしっかりと勝ちたい」と語った。

 投手陣は、先発の後藤が5回を投げ1安打無失点も好投。2番手・山田も4回無失点でつなぎ、2投手による無失点リレーを見せた。仲井宗基監督(49)は「(後藤は)肘に不安があったが、よく5回まで期待以上のピッチングをしてくれた。その後の山田も持ち味の力強いストレートを投げ込んで粘り強く投げてくれた。(2投手とも)素晴らしい満点の投球をしてくれた」とねぎらった。

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