石見智翠館が延長戦で惜敗 関山兄弟が攻守に奮闘も及ばず

[ 2019年8月6日 20:04 ]

第101回全国高校野球選手権大会1回戦   石見智翠館4―6高岡商 ( 2019年8月6日    甲子園 )

<高岡商・石見智翠館>敗戦し、甲子園の土を集める石見智翠館・関山愛(左)と迫広(撮影・木村 揚輔)
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 島根大会決勝の再現はならなかった。石見智翠館は2点を追う9回に同点とし、今大会初の延長戦に持ち込んだが、高岡商の粘りに屈した。

 関山兄弟が攻守に奮闘した。兄で主将の愛瑠斗(3年=あると)二塁手は「相手の方が(勝ちたい)気持ちが上回っていたと思う。最後まで楽しく野球ができたので悔いはない」と潔かった。

 序盤は高岡商の変則右腕・荒井大地投手(3年)に4回まで無安打。5回先頭で弟の和(1年=なごみ)遊撃手がチーム初安打となる二塁打を放って反撃ののろしを上げると、6回は愛瑠斗の安打をきっかけに2死満塁とし、和の右前打で初得点。

 「前の打席で(直球を)いい当たりを打っていたので、真っすぐはこないと思っていた」

 9回は1死満塁から愛瑠斗の2点打で同点。試合前に末光章朗監督が「兄は経験もあるし、トップバッターとして打線に火をつけてくれる。弟は失敗をおそれずにプレーできるタイプ。この兄弟が起爆剤になってくれれば」と思い描いた展開になった。島根大会決勝では開星を相手に2点を追う延長13回に3点を奪って逆転サヨナラ勝ちを収めていただけに再現ムードが漂ったが、後続が凡退。延長戦の末に惜敗し、これで島根県勢は2013年から7年連続で初戦敗退となった。

 二遊間を組む兄弟で初回は二ゴロ併殺打、9回は遊ゴロ併殺打を完成させるなど、守備でも息の会ったプレーが光った。弟の和は「僕の生きていく中で、最高の時間で最高の経験だった」と振り返り、兄の愛瑠斗は「一緒にできて、短い時間だったが楽しかった。2年後には僕を完全に超えている選手になってほしい」と夢を託した。

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