阪神・近本 夏男になる!暑さ強いルーキー 9連戦も援護射撃だ

[ 2019年8月6日 05:30 ]

東京への移動のため広島駅を訪れた阪神・近本(撮影・大森 寛明)
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 阪神の近本光司外野手(24)が、6日のヤクルト戦から始まる9連戦で勝利に導くための援護射撃を誓った。8月は4試合すべてで複数安打を放つなど打率・647と絶好調で心配された夏場の失速は今のところ、感じさせない。チームは借金4で3位広島とのゲーム差は4・5。上位3チームに食らいつくためにも再加速したルーキーが、勢いを与えたい。

 酷暑も近本には涼しく感じるのだろうか。6月の月間打率・179から一転、夏を迎え近本が再び加速を始めた。近畿地方が梅雨明けした7月24日以降、11試合で46打数19安打の打率・413。8月に入ってからの4試合は全て複数安打を放つなど同・647で、完全に「夏男」と化している。

 「夏場は体力が落ちるんですけど、投手も体力が落ちるということを考えて、点を取っていかないといけない。出塁だったり、得点圏だったら打つことだったり。自分にできることはたくさんあるので状況を見ながらやっていきたい」

 小学2年から大学2年まで投手を務めた経緯もあって、投手側の気持ちもよく理解している。その助けとなるべく、得点に絡むことを念頭に置き、6日からの9連戦に挑む。

 経験のない1年間を通してのリーグ戦。夏場に体力が落ちるなどしての成績低下が心配されたが、今のところはその気配すらない。栄養管理された妻の手料理やトレーニングなどで体調も維持している。

 チームは5日現在、101試合を消化し借金4を抱え4位。昨季も101試合消化時点で借金4で最終的には最下位に終わった。同じ轍(てつ)を踏むのか、上昇するのか――。ここからが本当の勝負で、昨年はいなかった近本の存在は何とも心強い限りだ。

 ここまで116安打を記録しシーズン164安打ペース。長嶋茂雄が持つセ・リーグの新人最多153本の更新にも注目が集まるが「意識できない」と先のことは眼中になし。まずは目の前の一戦一戦に全力を注ぐ構えだ。「今が怖いぐらいです。今が良くても何が起こるかわからないので、できることをやっていきたい」。初めて経験する真夏の戦い。不安を希望に変える力を近本は持っている。(長谷川 凡記)

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