神村学園 令和初“九州勢対決”制し初戦突破 2年生エース田中瞬が2失点完投

[ 2019年8月6日 15:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   神村学園7―2佐賀北 ( 2019年8月6日    甲子園 )

<神村学園・佐賀北>神村学園・田中瞬のピッチング(撮影・成瀬 徹) 
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 第101回全国高校野球選手権大会第1日は6日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合は神村学園(鹿児島)が7―2で佐賀北(佐賀)に勝利し、令和初の“九州勢対決”を制して2回戦進出。先発の田中瞬(2年)が9回2失点の好投を見せた。

 初回、先頭の1番・森口(3年)が中前打で出塁すると無死一、二塁となって3番・古川(2年)の送りバントの際に三塁手の失策で生還し先制。その後、5番・田中大(2年)のセーフティスクイズなどで、この回に計3点を入れた。

 続く2回には4番・桑原(2年)、田中大の連続適時二塁打で2点を加え相手を突き放した。7回にも2点を入れ終盤にも攻撃の手を緩めることなく試合を優位に進めた。

 投げては先発の田中瞬が9回を1人で投げ5安打2失点と走者を出しながらも要所を締める好投。バックも無失策と堅い守りを見せ、2年ぶりの聖地で初戦突破を決めた。試合後、小田大介監督は「校歌を歌えて良かった」と安堵の表情を見せた。

 佐賀北は序盤から守りのミスが目立ち失点を許した。打線も5、6回に1点ずつを返すも反撃及ばず。5年ぶりの聖地で“がばい旋風”とはならなかった。

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