中村雅俊 世界的アーティストと貴重なツーショット撮影も「いまだに出したことない」理由

[ 2023年5月17日 16:13 ]

中村雅俊
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 俳優で歌手の中村雅俊(72)が、16日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’S」(火曜後10・00)にゲスト出演し、世界的アーティストの自宅を訪れた思い出を語った。

 桑田佳祐や吉田拓郎、飛鳥涼ら、多くの大物アーティストから楽曲提供を受けてきた中村。大御所との交流にまつわるトークで、思わぬ名前が飛び出した。1975年に発売した「俺たちの旅」の大ヒットを機に、ご褒美で海外旅行に行ったという。その際に「ジョージ・ハリスンのお家に招待されて行ったことがあるんです」と打ち明け、MCの「霜降り明星」を驚かせた。

 ジョージさんはビートルズのギタリストとして活躍。バンド解散後は、レコード会社を設立して後進のアーティストを育てた。中村は「そのうちのデュオのグループが、日本でレコードを出したんですよ。その時、日本語の詞を俺が書いたんですよ。これが結構売れなくて」と苦笑い。それでも、「イギリスへ旅行した時にそのグループと会って、一緒に食事をしていたら、“雅俊、ちょっと待て。ボスに会う?”って」と声を掛けてくれらという。ジョージさんはOKの返事をくれたそうで、翌日に自宅へ招待された。

 家はとてつもない広さだったという。「俺のイメージでは代々木公園くらいあるんですよ。代々木公園くらい広くて、入り口を入って車でがーっとしばらく行って。お?っと見ると、向こうにシャトー、お城があって」。「ハロー!」の声に振り向くと、ジョージさんが。しかも、そのまま約2時間、ジョージさん自ら自宅を案内してくれたという。中村は「ジャパニーズガーデンとか、イギリスの庭とかいっぱいあったり、池があってボートがあって。それが俺の一番の自慢なんですよ」と鼻高々だった。

 ツーショットも撮影したというが、「自慢だから、こういうテレビで自慢したいって言ったら、肖像権がどうだとかでと言われて、いまだに出したことないんです」と公開が難しい状況。日の目を見たことがないことを悔やんだ。それでも、ジョージさんからは非売品のサンプルレコードが30枚ほど入ったセットや、Tシャツなどたくさんの土産をもらったという。ジョージさんは2001年に死去。2度と会えないスーパースターからの贈り物を、中村は今でも大事にしているそうで、「それは宝物なんです」と話した。

 粗品から「何か下さい」とねだられたが、中村は「それは絶対にあげないやつでしょう?」と力を込めて断っていた。

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