「スターダスト」発の女性声優ユニット「サンドリオン」　苦節7年メジャーデビュー！

メジャーデビューする「サンドリオン」
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　大手芸能事務所「スターダスト」発の女性声優ユニット「サンドリオン」が17日、シングル「Angel　Ladder」で日本コロムビアからメジャーデビューする。

　ゲーム「ウマ娘　プリティーダービー」や「ラブライブ！」など作品と連動したグループや、声優事務所によるユニットは存在するが、芸能プロ所属のオリジナル声優ユニットは異例。2016年に5000人のオーディションから選ばれ結成した4人組で、苦節7年を経てようやく念願をかなえた。リーダーの小山百代（27）は「ずっと応援してくれていたファンの皆さまへの恩返しも込めて、私たちの声の力で世界にきらめきたいです」と意気込んだ。

　小山、黒木ほの香（27）、小峯愛未（28）、汐入あすか（25）によるユニット。結成当初は小山以外ダンスはほぼ未経験で、週5日のレッスンを実施。メンバー自身でイベント前にチラシ配りを行いながら、日本にとどまらず、台湾や韓国のイベントにも出演。地道な活動が実を結んだ。黒木は「心配をかけてばかりの我が両親にも、デビューシングルを聞いて、安心してほしい」と笑い飛ばした。

　声優としても、それぞれ活動の幅を広げた。小山はアニメ「少女☆歌劇　レヴュースタァライト」の主人公・愛城華恋役。黒木はゲーム「アイドルマスター　シャイニーカラーズ」の大崎甘奈を演じる。小峯はアニメ「CUE！」宇津木聡里役、汐入は「プラオレ！～PRIDE　OF　ORANEGE～」高木尚実役といった主要キャストを務めてきた。小峯は「応援して良かったと思ってもらえるように、もっと大きくなるからずっとよろしくね」と呼び掛けた。

　そんな彼女たちが歌うメジャーデビュー曲は、雲間から差し込む太陽の光をイメージした、優しく明るい一曲となっている。汐入は「キラキラしたメロディが可愛くて、聴く人を楽しい気持ちにさせてくれます！ここからが勝負なので、全力で頑張ります」とアピールした。