「ウマ娘」公式、コナミから特許権侵害に関する訴訟提起を受けコメント「正当性を主張してまいります」

[ 2023年5月17日 16:07 ]

「ウマ娘プロジェクト」公式ツイッターアカウント(@uma_musu)

 株式会社Cygamesが提供する大ヒットゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が17日、公式サイトを更新。株式会社コナミデジタルエンタテインメントから特許権侵害に関する訴訟提起を受けたと報告し、正当性を主張する公式声明を発表した。

 「ウマ娘」は、競走馬を擬人化したキャラクター“ウマ娘”を育成するゲーム。コミックやCD、テレビアニメ化されるなど、社会現象となっていた。

 この日、「ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の訴訟について」と題するお知らせを更新。お知らせによると、ゲームを提供する株式会社Cygamesは、株式会社コナミデジタルエンタテインメントから特許権侵害に関する訴訟提起を受けた。

 コナミ傘下のコナミデジタルエンタテインメントは、東京地方裁判所に、損害賠償とサービス提供差し止めを求める訴訟を提起したことを発表。40億円と遅延損害金を請求するとともに、ゲームの差し止めなどを求めている。

 サイゲームス側は「『ウマ娘 プリティーダービー』がコナミデジタルエンタテインメントの特許権を侵害する事実はないと考えており、その正当性を主張してまいります」と主張し「ご利用のお客様ならびに関係者のみなさまにはご心配・ご迷惑をおかけしますが、『ウマ娘 プリティーダービー』は今後も変わらずサービスを提供してまいりますので、安心してお楽しみいただければと思います」と呼びかけた。

 また、サイゲームスも同社の公式サイトに「株式会社Cygames(以下サイゲームス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊耕一)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミデジタルエンタテインメント、本社:東京都中央区、代表取締役社長:早川英樹)から2023年3月31日付で特許権侵害に関する訴訟の提起を受けました」と発表。「当社は、コナミデジタルエンタテインメントと『ウマ娘プリティーダービー』のゲームシステムおよびプログラムの一部について、特許権等の協議を誠意をもって行ってまいりました。しかし、当社の見解がコナミデジタルエンタテインメントに受け入れられることはなく、訴訟を提起される形となりました」と経緯を説明した。

 「当社としては『ウマ娘 プリティーダービー』がコナミデジタルエンタテインメントの特許権を侵害している事実はないと考えており、その正当性を本件訴訟にかかる手続きの中で明らかにしてまいります」と主張。「お客さまならびに関係者のみなさまにはご心配・ご迷惑をおかけしますが、『ウマ娘 プリティーダービー』は今後も変わらずサービスを提供してまいります」と理解を求めた。

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