元ジャニーズJr.俳優 立民のヒアリングで性的被害新たに証言 カウアン・オカモトは法整備訴える

[ 2023年5月17日 05:05 ]

立憲民主党のヒアリングに出席したカウアン・オカモト(右)と橋田康
Photo By 共同

 立憲民主党は16日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(19年死去)による性加害を訴えた元同事務所所属の男性2人を招き、ヒアリングを国会内で開いた。俳優の橋田康(37)が喜多川氏から「13歳ごろ、性的被害を受けた。2回ほどあった」と新たに被害を証言した。

 98年に同事務所に入った元ジャニーズJr.の橋田は「僕にとっては大きなことだった。子供たちが被害に遭わず、真っすぐエンタメの世界を走れる場をつくることが大人のやること」と発言。今後の被害防止策について「完璧は難しくても、できる限り、少しずつでもそこに近づけていくことが大切」と訴えた。

 同じく元ジャニーズJr.で、4月に記者会見で被害を告発した歌手カウアン・オカモト(26)も「未成年で、立場の上の人から何かを要求された時、拒むのが難しい」と述べ、被害を生まないための法整備を求めた。

 ≪謝罪動画と文書 十分と思えない≫立憲民主党の岡田克也幹事長は16日の記者会見で、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長による謝罪動画と文書の発表だけでは説明が不十分だとの認識を示した。「あれで十分だとは到底思えない」と述べた。「多くの被害者がいる可能性が高く、放置できない。被害者から声が上がれば、真摯(しんし)に対応することが必要だ」と指摘した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月17日のニュース