南こうせつ「僕は神田川だけじゃない」名曲歌唱やめた過去 “手紙”が再び歌うきっかけに「申し訳ないと」

[ 2023年5月17日 15:07 ]

南こうせつ
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 シンガ・ソングライターの南こうせつ(74)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。名曲「神田川」にまつわる秘話を披露した。

 1973年の「神田川」のヒットから50年。「信じられない。あれに出会えたから今があると思ってます」と感謝したが、じつは歌唱するのをやめた時期が。「30代の頃、リズムでみんなで“イエーイ!”っていう時代が来たんです。バンドブームもあったりして、僕もそういったリズムのあるものを中心に作っていたときに、神田川を歌うと場が盛り下がっちゃうって当時考えていた。それで“僕は神田川だけじゃない。リズム、激しい恋の歌、社会性のあるメッセージとか歌うんだ”っていうのを表現したかったから、やめた時期があった」と告白した。

 そんな名曲と距離を置いていた南だが、再び歌うきっかけが40歳を過ぎたときにおとずれた。

 「NHKの歌番組で久しぶりに歌ったとき、すごい手紙が来まして。“この歌を聞くと今もなぐさめられるし勇気が出ます”って」。このメッセージに「こういう静かなこの歌詞でも勇気が湧いてくるんだと思ったとき、自分で作った歌を隅っこに置いていたのをすごく申し訳ないと思った」と言い「その歌で僕は世間に出てきたわけだから。40過ぎたくらいから必ず歌うようになった」と明かした。

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