コレコレ指摘のスケスケ状態の「透明トイレ」 原因は気温の低下、現在常時不透明にして運用

[ 2022年12月15日 22:24 ]

コレコレのツイッター(@korekore19)から

 人気配信者・コレコレ(33)が指摘したことで話題となった渋谷区に設置された「透明トイレ」が、常時不透明の応急処置が取られていることがわかった。

 発端は13日。通常は透明だが、施錠すると中が見えなくなる仕組みとなっている「透明トイレ」だが、コレコレが利用したところ「一瞬薄くはなるんですけど…モロ見えじゃないですか。しかも横の女子トイレも、こんな感じで見えるんですよ。めっちゃヤバイでしょ。入ってる側としては、見えてないと思い込んでしまって。危険な状態なんですよ」と指摘していた。

 それを受け、日本財団「THE TOKYO TOILET」の公式ツイッターで「代々木深町小公園トイレおよびはるのおがわコミュニティパークトイレにつきまして、気温が著しく低下すると不透明化に時間を要することがあるため、2022年12月14日現在、常時不透明にて運用しております。安心してご利用ください」と告知したもの。

 渋谷区議会議員の橋本ゆき氏は、自身のツイッターで実際に現場に足を運び「便座のところに立ってみましたが見えてはいません」と不透明度を検証し、「現在トイレを利用することはできますが、今後また不具合が起きたらと心配に思われますよね。そもそもデザイナーズトイレのプロジェクトは公衆トイレの暗い・怖い・汚いといった課題を解決し、安心して利用できるトイレをつくる目的で始まったものですが、そんな中でこんなことになりとても残念です。今後は安心をしっかりと確保できる対応・対策をどのようにとっていくのか、しっかりと協議していきたいと思います。お騒がせしました」とつづっている。

 同トイレは日本財団が実施する「THE TOKYO TOILET」で、誰もが快適に使用できる公共トイレを渋谷区内の17カ所に設置するプロジェクトのひとつで、建築家の坂茂氏がデザインしたもの。

続きを表示

2022年12月15日のニュース