辛坊治郎氏 東京都の太陽光パネル条例に「義務化って言葉自体が違う」「ネットだけでニュース見てると…」

[ 2022年12月15日 18:31 ]

辛坊治郎
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 キャスターの辛坊治郎氏(66)が15日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演。東京都で太陽光パネル設置

 番組では、東京都が全国で初めて新築一戸建て住宅への太陽光パネル設置を義務化する制度に関連する改正条例を都議会定例会の最終日のこの日、賛成多数で可決、成立したことを紹介した。

 辛坊氏は「“義務化”って文言をマスコミ的には使われてますけど、中身を読むと義務化ではなくてですね、特に罰則もないので、こういうふうにしましょうねって方向性のものなので義務化って言葉自体が違うのかなって思います」と“義務化”という表現に違和感があるとした。

 そして「ネット上の反応を見てますと、“景観上、問題だ“とか、“太陽光パネルは新疆ウイグル自治区で作られているから中国応援だ”“大反対だ”ってネット上ではワーワー言われている」と反対の声が多いとした。「だけど、自民党は今回それも受けて最終的に賛成しなかったけど、自民党ですら反対に回るに際して“太陽光自体は賛成だけど”みたいな文言の言い方をしてる」と語った。

 これらのことから辛坊氏は「一部のネットで盛り上がってる言論みたいなものと、国民の平均値との間にはかなり乖離があった上で今回、東京都の太陽光義務化と言われている中身を読むと、必ずしも義務化じゃないけど、そういう条例が可決される」とし「ネットだけでニュースを見てると、世の中全体の動きと乖離してくる可能性があるよってものすごく最近感じることもあって、このニュースは典型的な話」と素直な意見を口にした。

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2022年12月15日のニュース