「鎌倉殿の13人」ファンミ 八重・新垣結衣「そうなんですか!」“義父上”時政の後日談に感激

[ 2022年12月15日 12:00 ]

「鎌倉殿の13人」ファンミーティングに出席した新垣結衣(C)NHK
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 女優の新垣結衣(34)が7日、東京・渋谷のNHKホールで行われたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)のファンミーティングに登場した。

 18日の最終回を前に、「緊急開催!『鎌倉殿の13人』ファンミーティング」と題して開催されたイベント。主人公・北条義時役で俳優の小栗旬、妻の八重を演じた新垣、長男・北条泰時役の坂口健太郎、源頼家役の金子大地、源実朝役の柿澤勇人、江間次郎役の芹澤興人、音楽を手掛けた作曲家エバン・コール氏がゲスト出演。進行は源範頼役の迫田孝也、フリーアナウンサーの赤江珠緒が務め、豪華な顔ぶれが一堂に会した。イベントには4万通超の応募があったといい、当選倍率は31倍。NHKホールだけでなく、オンラインでも2万5000人が視聴した。

 新垣は3月ごろクランクアップ。最後の収録は第21話で、北条時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)の待望の男児(のちの北条政範)出産を祝うため、北条家の面々が顔を揃えた場面。源義高(市川染五郎)を亡くし、心の傷が癒えない大姫(南沙良)が「葵」と名乗り、時政に「おじじ様、元気を出してください。赤ちゃんに命を吸い取られている」と元気になる呪文「オンタラクーソワカー」を唱え、紙に書き留めた。実衣が「今のは何?」と怪訝な顔を浮かべると、夫の阿野全成(新納慎也)は「如意宝珠(あらゆる願い事を叶えてくれる宝の珠)ではないかな。縁起のよい呪文だ」と答えるというシーンだった。

 小栗が劇中に出てくる魚を思い出して「あの時の魚がほんとに臭くてね…」と苦笑すると「(臭いが)とれなくてね」と新垣も顔を見合わせて懐かしんだ。現代ドラマのようなほのぼのとしたシーンに新垣は「勢ぞろいだし、後ほどりくさん(宮沢りえ)に怒られたりとかもするんですけど、それでも集まって報告しあって。私としては、久しぶりに(時政を)『義父上』って呼ぶことができるシーンでもあったので。久しぶりに家族を感じられてうれしかったですね」と懐かしんだ。

 同場面では八重が時政に草履を贈っているが、小栗は「時政さんはあの時にもらった草履をずっと履いてましたよ。確か最後の最後、伊豆に引っ込んだ時もあの草履使ってたんじゃないですかねえ」と後日談を明かし、新垣は「そうなんですか!うれしい」と喜んでいた。

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