大空幸星氏 列車内で懸垂の長崎県議に「モラルを政治家に求めるのはもうあきらめた方がいいのでは」

[ 2022年12月15日 10:58 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 慶大を今年卒業した、24時間無料でチャット相談できるNPO法人を運営する大空幸星氏が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。長崎県の北村貴寿県議(49)が県内を走るJR大村線の列車内で、酒に酔って手すりをつかみ懸垂する様子の動画が交流サイト(SNS)上で拡散したことに言及した。

 北村氏は14日、県庁で記者会見し「乗車マナーに反する行為で、許されるものではない」と認めつつ「記憶が定かではない」と語った。また、06年に自身のブログで、過去に飲酒運転を繰り返していたとほのめかしていたことについて「(道交法の)厳罰化前だった。当時は介護職員だった」と釈明した。進退については「今後決めたい」と述べるにとどめた。北村氏は、自民党長崎県連の広報委員長を務めている。県連は「今のところ処分は考えていない」としている。

 倉田大誠アナウンサーが「この北村県議、自民党県連の広報委員長という立場も務めていた人物です。どうですかね?」と聞くと、大空氏は「ある意味で自民党で広報になっているんじゃないですか。だから広報委員長の役目を果たしていると思いますけど」と皮肉り、「これをやる本人も止めない周りもどちらも僕は友達になりたくないんですけど、ただ政治家に清貧を求めるってのは、そろそろやめた方がいいと思いますよ。なんか会見の中でお酒を飲む飲まないって、別に本人が決めることですから、別にそれを周りが何かあたかも空気感として“やめろ、やめろ”“おかしい、おかしい”って言うのも、昔と違うと思うんですね。こういうふうな人っていうのは当然いるわけで、そういう人を当然市民、有権者が判断するんですよね。だから空気感としてモラルを政治家に求めるのはもうあきらめた方がいいんじゃないかなと感じさせてしまいますけどね」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2022年12月15日のニュース