たむけん “50歳引退”撤回 来年5月渡米で新事業「芸人辞めなくてもやりたいことできる」

[ 2022年12月15日 05:08 ]

たむらけんじ
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 50歳の誕生日での芸人引退を表明していた、たむらけんじ(49)が芸能活動を継続することが14日、分かった。来年5月に節目の年を迎えるタイミングで渡米し、新しい事業に挑戦することを計画。引退については昨年12月にテレビ番組で決意表明していたが、芸人仲間や友人からの「わざわざ芸人を辞める必要がない」という説得で、このたび決断した。

 スポニチ本紙の取材に「スパッと“芸人を辞める”と言ったのは、どこかで格好をつける気持ちがあったのは確か。周りからのアドバイスもあり、芸人を辞めなくても僕のやりたいことはできると思った」と説明。吉本興業との専属エージェント契約の更新も決定しており、年内に渡米して現地のエージェント会社とも契約を結ぶ運びだ。

 たむらは現在、朝日放送のレギュラー番組「探偵!ナイトスクープ」や、TBSの準レギュラー「水曜日のダウンタウン」など計8本に出演する売れっ子。各局には来春での降板を申し出ており、一度全てを白紙に戻して再出発を図る。

 突然の方針転換で混乱を招きかねないことについては謝罪しつつ、「“たむら、辞めへんのかい!”という批判の声もあると思います。でも、僕の人生なんで、これが一番良い決断。これでスッキリしました」と晴れ晴れとした表情。インスタ、ツイッター、YouTubeチャンネル「たむらけんじどり」などSNSについては渡米後も継続する。

 「米国ではエンタメの勉強もしながら、ライブを作る側にも回りたい」と裏方としての活動も視野に入れており、イベントプロデュースなどエンターテインメント事業に携わっていく意向。この日、自身のYouTubeチャンネルでも「引退撤回」を発表した。

 米ロサンゼルスに新居を構えるなど準備を着々と進めている。アメリカンドリームをつかみ芸人として凱旋することを夢見ている。

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2022年12月15日のニュース