真瀬樹里 父・千葉真一さんとの最期 コロナ感染「乗り越えてくれると…信じられないような思い」

[ 2022年12月15日 13:26 ]

女優の真瀬樹里
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 女優の真瀬樹里(47)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年8月19日に新型コロナウイルス感染による肺炎のため亡くなった俳優の千葉真一さん(享年82)について語った。

 19歳の時に両親は離婚したが、千葉さんとはその後も良好な関係で「たまに会っていましたし、(千葉さんが)米国に行っていた時は会いに行きました」。今年、千葉さんの一周忌で偲(しの)ぶ会を都内のホテルで開いた。真瀬が喪主を務め、「ご時世がご時世だったので、お線香をあげたいけどどうしたらいいかなと言ってくださった方がたくさんいらっしゃって。なかなかちゃんとした葬儀というか皆さんをお迎えすることができなくて、早く何かしらちゃんと形をやらないとなと思っていたんですけど延期、延期で。なんとか1年以内で開催できてちょっとホッとしたという感じでした」と心境を吐露した。

 遺品の整理も大変で「まだまだやらなきゃいけないことが…母の方のも片付いてなかったりするので」と、2017年に死去した母で女優の野際陽子さんの遺品も合わせ、今も片付けをしている最中だという。

 千葉さんとは「昨年1月にお前誕生日どうするんだと聞かれまして。私お正月生まれなので。予定がないと言いましたら、じゃあ祝ってやるから来いと言われて、父の家に行きまして。お弟子さんとか若い俳優さんがいらしてみんなでご飯を食べてというのがあったんですが、それが最後で。電話ではちょこちょこ話してたんですけれど」。その後、千葉さんが新型コロナウイルスに感染し「かかったというのは聞いていたんですけど、その次がもうその(訃報)の連絡だった。入院しても会いに行けなかったし、そういうのを乗り越えてくれるタイプの人だと思っていたので…信じられないような思いでした。最後の方、(千葉さんは)ちょっと田舎に住んでいたんですけど、聞いたところだと山道で自転車を漕いで鍛えたりしてたそうなので。最後まですごく元気だったんです」と振り返った。

 野際さんが亡くなった時は「だいぶ気にかけて心配してくれまして。本人も会いたかったということを言ってたり。連絡はよく来ていました。それ以降も普通に戻っていました。自粛中に会おうよっていう話も出てたんですが、このご時世、タイミングで会えずという感じでした」と語った。

 千葉さんに伝えたいことはあるかと聞かれた真瀬は「伝えたいことというよりは、父の作品をもう一本見たかったなって。役者より監督として撮りたいと言っていたので。私も中学生の時から英語劇をやっていて、日本だけじゃなく向こうで仕事したいと思っていたので、海外で大きな作品に携わってっていうのを、父に報告したかったなと思います」と述べた。

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