真瀬樹里 母・野際陽子さんは「怖かった…厳しい母でした」 闘病しながらの撮影「しんどかったと思う」

[ 2022年12月15日 14:39 ]

女優の真瀬樹里
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 女優の真瀬樹里(47)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年8月19日に新型コロナウイルス感染による肺炎のため亡くなった父で俳優の千葉真一さん(享年82)と、2017年に死去した母で女優の野際陽子さん(享年81)について語った。

 野際さんは肺腺がんで死去。長年親交のあった司会の黒柳徹子が「その前にテレビ出ていらしたわよね?その時はもうお悪かったの?」と聞くと、「はい、『やすらぎの郷』に。前半は手術と抗がん剤でかなり回復したんですよ。このまま再発さえしなければ完治してくれるんじゃないかというくらいまでいって、1年くらい小康状態だったんです。ほとんどはその時に録ったもので。最後の方悪くなっちゃった時はしんどかったと思うんですけど…何回も手術して再発してと。もう許してという感じだったんですよね」と無念そうに思いを口にした。

 野際さんは過去「徹子の部屋」に何度も出演がある。その中で1984年の出演時、真瀬を怒ってしまい、真瀬が母の真似をしながら犬に怒ったという出来事を苦笑しながら語っている様子が映った。真瀬は「こうやって怒られてました。怖かった…厳しい母でした」と苦笑。「私がとろい子だったので、何をやるにも時間がかかっていたのでいつもイライラしてたみたいですけど」と懐かしんだ。

 黒柳は野際さんとともに真瀬がなぎなたの殺陣を披露した舞台を見たといい「びっくりしましたよ。あんまりにお上手なんですごいなと思って」と伝えると、「私、徹子さんからいただいた感想が一番うれしかったんです。母から聞いたんですけど、戦国時代の悲惨な悲しいお話だったので見終わった後に黒柳さんが“こんな時代に生まれなくてよかったわ”っておっしゃってたと。殺陣がすごいというよりも、何よりもうれしかった。物語を味わってくださったんだなと思って、うれしかったです」と感謝した。

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