北村貴寿県議が謝罪「私のとったこの行動は不適切」　酔っ払って列車内で懸垂する姿がSNSで拡散

北村貴寿県議ツイッター（@kitamura1973）から

　長崎県の北村貴寿県議（49）が15日までに自身のツイッターを更新。酔っ払って列車内で懸垂したことを謝罪した。

　北村県議が県内を走るJR大村線の車内で、酒に酔って手すりをつかみ懸垂する様子の動画がSNS上で拡散。北村氏は14日に長崎県庁で記者会見し「乗車マナーに反する行為で、許されるものではない」と認めつつ「記憶が定かではない」と語った。

　北村氏は10日、諫早市で高校の同窓会に出席し、ビールを3～4杯飲んだ。帰宅のために快速列車に乗り、走行中に懸垂を繰り返した。乗客がその様子を撮影し「酔って顎マスクで大声でしゃべった挙げ句、懸垂してたけど」とツイッターに投稿していた。また、2006年には自身のブログで、過去に飲酒運転を繰り返していたとほのめかしていたことも判明。北村氏は「（道交法の）厳罰化前だった。当時は介護職員だった」と釈明した。進退については「今後決めたい」と述べるにとどめた。

　北村県議は自身のツイッターで、「12月10日土曜日の夜、飲酒した帰りに乗車したJR九州列車内にて、手すりにつかまって懸垂運動を行いました。私のとったこの行動は不適切であり、公共交通機関の利用マナーに反する行為です。県民の皆様、関係者の皆様に、心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。