鈴木エイト氏「北朝鮮の拉致問題解決のカードとしてキープ」安倍元首相と旧統一教会の関係性を推察

[ 2022年12月15日 11:05 ]

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について20年以上、取材を続けているジャーナリスト・鈴木エイト氏が、14日放送のABEMA「デマ投稿を許さない」(水曜後11・30)に出演。安倍晋三元首相と旧統一教会の関係性に言及した。

 MCの坂上忍が「テレビを見てると、圧倒的に自民党が多いのかなって印象になっちゃってます」と自民党と旧統一教会は関係が深いのではと質問。鈴木氏は「統一教会がアプローチをかけてきたのが自民党中心。基本的に共産党と公明党にはアプローチしないですけど、まんべんなくいろんな野党とか政党にも声をかけています」とした。

 その上で選挙に関しては、票の差配や選挙運動員なども「地方議員時代から後援会を作って支えるってのをずっと教団がやってきたので、安倍さんが差配するまでもなくやってたって感じです」と印象を口にした。

 安倍氏と旧統一教会の関係性が深い理由としては「安倍さんの場合は、旧統一教会を北朝鮮の拉致問題解決のカードとしてキープしてた気配があるんですね」と指摘。「何かで自分がキングメーカーで存在感を増したいときに北朝鮮と旧統一教会のルートを使って何かをしようとしてたんじゃないかって付き合ってた気配もある」と推察した。

 その上で鈴木氏は「旧統一教会と関係を持っていたからこの人ダメだって言い方をしたくなくて、その隠し方であるとか、ごまかし方とか、そういうところを追いたいんですね」と自身の思いを語った。

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2022年12月15日のニュース