藤井王将、羽生九段を下し棋王戦挑戦者決定2番勝負に進出 年度内6冠へ望みつないだ

[ 2022年12月8日 19:18 ]

藤井王将
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 将棋の第48期棋王戦は8日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定敗者復活トーナメント決勝を行い、後手の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が羽生善治九段(52)を下して、佐藤天彦九段(34)との挑戦者決定2番勝負(第1局=19日)出場を決めた。同2番勝負は佐藤が1勝を挙げた時点で渡辺明棋王(38)=名人との2冠=への挑戦権を得る。敗者復活トーナメント勝ち上がりの藤井は挑戦まで2連勝が必要だ。

 年度内6冠への可能性を残した藤井は、来年1月開幕の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負では羽生と初対決することが決まっている。

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