ほんこん「子供の声がうるさい」クレームで公園廃止した市の対応に疑問「こんなことで日本ええんか」

[ 2022年12月8日 15:16 ]

お笑いタレントのほんこん
Photo By スポニチ

 お笑いタレントのほんこん(59)が8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。長野市の青木島遊園地が周辺住民の苦情のために廃止となることについて言及した。

 市公園緑地課によると、04年に地元住民の要望で開設し、1人の住民から「うるさい」と苦情が出た。市は遊具の位置を変更するなどしたが、住民の苦情は収まらず、昨年3月、公園に隣接する児童センターに、子供が静かに遊ぶ方法を考えるよう住民が求めた。児童センターはこれを受けて子供たちの公園利用を中止。草刈りなどの管理は、児童センターの職員や保護者が行っていたが、これもやめ、新たな管理の担い手は見つからなかった。地元区長会は今年1月に市に廃止を要望し、市はこの区長会からの廃止要望や、同遊園地は借地で借地料が発生していることなどの理由から廃止を決めたという。

 この件に関してほんこんは「日本っておっかしいな~とか思うんですけども、子供の声を心地いいと感じられへんのかなと思うんですよ。朝から晩ではない。2時間くらい、なぜ辛抱できないのかな?というのが私の感想」と吐露。「これだけ少子化で、こういう風に高齢者のクレームで子供たちの遊び場がなくなるという…高齢者や私らは、知恵を出してなんとかそれを防ごうとしたらええんちゃうかなと思いますよ」と、クレームを入れた住民に苦言を呈した。

 続けて「自分ひとりで世の中が回ってるとか、生きてるとか思わんと、世間とともに生きているということを考えなあかんのちゃうか。あなたも子供の時期あったんちゃうんか?自分はええんか。子供に投資せな、どないすんの?」と話し「こんなことで日本ええんか。市の対応もおかしい」と、子供たちの遊び場を奪った市の対応を疑問視。「子供たちを育んでいかなきゃいけない。こんなことあっていいと思います?岸田さん、あんた動かんといかんのちゃう?」と、日本全体でこの問題を話し合うべきだと提言した。

続きを表示

2022年12月8日のニュース