年内ライブ活動引退の加山雄三 紅白で史上最高齢でのラストライブパフォーマンス「本当に幸せでいっぱい」

[ 2022年12月8日 14:32 ]

加山雄三
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 NHKは8日、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)に、年内でコンサート活動からの引退を表明している、“永遠の若大将”歌手の加山雄三(85)が特別企画として出演し、最後のライブパフォーマンスを披露すると発表した。

 1960年の銀幕デビュー以来、日本の音楽界の第一線を走り続けてきた加山は年内いっぱいでのコンサート活動からの引退を発表。そんな節目の年を、紅白のステージで締めくくる。

 加山は歌手としても60年以上のキャリアを誇り、9月には「ラストショー」と銘打った最後のホールライブを開催し、そして現在行われている船上ライブ「若大将クルーズ THE FINAL」をもって、コンサート活動から引退する。

 昭和、平成、令和と半世紀以上に渡り、日本の音楽界のトップランナーとして牽引してきたレジェンド。紅白にはこれまで17回出場し、うち3回司会を務めるなど、紅白歌合戦ともゆかりも深い。85歳での紅白出場は史上最高齢となる。

 加山は同局を通じ「長きに渡り歌手活動を行って参りましたが、年内をもちまして人前でのライブパフォーマンスにケジメをつけさせて頂きます。その最後の日、紅白歌合戦というたくさんの方がご覧頂いているこの番組に参加させて頂けること、本当に幸せでいっぱいです。多くのファンの皆さんや関係者の皆さんの応援と助力がなければ、ここまで来ることは出来ませんでした。感謝と共に、精一杯歌い切りたいと思います!そして、毎日に目標をもち、毎日が新しいスタート!とすれば、俺の船出の時はまさに今だ!って、そう思うんです」とコメントを寄せた。

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2022年12月8日のニュース