ヒカル、1億円かけた渾身の企画が伸び悩み “釣り動画”で信用失い登録者数激減…ファンに謝罪

[ 2022年12月8日 10:42 ]

ヒカル
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 ユーチューバー・ヒカル(31)が、8日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。超過激企画「下剋上!!~人生最後の一攫千金~」についての思いを打ち明けた。

 「下剋上~人生最後の一攫千金~」は、登録者数486万人のトップYouTuberヒカルが、総額1億掛けた大型企画として実施。全国から「お金は欲しいけど努力したくない=クズ」を集めて競わせ、優勝者に1000万を賞金として渡すという、「カイジ」のような内容となっている。ヒカルはこの企画について「10年間YouTubeをやってきた中で圧倒的過去一の規模」と自信を持ち、「一世一代の大勝負」と並々ならぬ思いを込めていた。

 しかし、この渾身(こんしん)の企画が思うようにバズらなかった。配信から1週間たった8日午前9時時点で、投稿された6本のうちひとつも100万回再生を達成できず、苦戦を強いられている。ヒカルの「祭りくじの動画(4900万再生)なんか超えとると思う」という予想を裏切る結果に、「俺のやり方とか見せ方とかあらゆる点で間違いがたくさんあった」と反省するツイートを投稿している。

 また、ファンからは「ヒカルずっと好きで応援はしてるけど、ここ最近のヒカルの動画での発言など不快に感じることも多い」「みっき~の件でファンが冷めたことをしっかりと理解した方がいい」「ヒカルさんめっちゃ頑張ってるんだろうけど下剋上が想像以上におもしろくなくてあと何回か続くと思うと見るのしんどいし、その前のみっきーの件を釣りにして宣伝したことで失望して見ないと決めた人もいるだろうし」「キャラと路線にあってない。正直いつも通りのギリギリ100万再生でも大コケやと思う」「釣りサムネやタイトルはしないって過去に言ってたのに、みっき~脱退の動画で結局は視聴者を騙して、下剋上の宣伝だったでしょ」と、プロモーションの方法に不満を抱いたファンからの不満が多く寄せられていた。

 ヒカルの兄でYouTubeスタッフのまえっさんは、7日夜に配信された動画の中で「ヒカルと2人きりになったときに、ひとりごとのように“下剋上の企画で1億円失って、視聴者の信用も失ったから取り戻すしかない”みたいなことをポロっと言っていた。ヒカルの思考や本音を知りたい」と話し、ヒカルの本音トークを配信した。

 ヒカルは「視聴者に申し訳なかったなという気持ち。謝りたいっていう気持ちと、反省点が多かった。学びが多かったという、この2つ」とし、「下剋上を当てたいという思いが強くて、釣りタイトルの動画とかで視聴者の信用を失うようなことを何個かやってしまった。5000人くらい登録者数が減った。俺としてはやれることはやってあがいてと思ったけど、あがき方が微妙だった。申し訳なかったなと思ってます。すみませんでした」と謝罪した。

 この番組を実施したことについては「後悔はない」といい、「オーディションから本戦に2カ月と間を空けすぎたのと、期待値を上げ過ぎた」とファンとの温度感に差があったことを反省。「下剋上のためにやったことが全部裏目に出た。冷静に判断ができなかった」と振り返ったが、「第2回を楽しみにしてます」というファンのためにも「さらなるパワーアップをして出したいなと思います」と前向き。「今は気持ちはかなり吹っ切れていますし、次を見据えています」と決意を新たにしていた。

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