Brave Girlsに続け!人気韓国9人組「DKB」、2リーダー制で個性発揮「もっと日本で活躍を」

[ 2022年12月8日 17:00 ]

11月、日本初となる単独ショーケースを開催した韓国の9人組ボーイズグループ「DKB(ダークビー)」
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 11月20日、日本人メンバーも所属する韓国の9人組ボーイズグループ「DKB(ダークビー)」が、よみうりランドで日本初となる単独ショーケースを開催した。日本ファンが歓喜したイベント終了後、期待の新星9人がスポニチの取材に答え、今後の活動と目標について熱意を打ち明けた。

 「DKB」は、E-CHAN(イチャン)、D1(ディーワン)のリーダー2人と、TEO(テオ)、GK(ジーケー)、HEECHAN(ヒチャン)、LUNE(ルン)、JUNSEO(ジュンソ)、HARRY-JUNE(ヘリジュン)、そして日本人メンバーのYUKU(ユク)の9人組。ヒップホップをベースとしたパフォーマンスに加え、作詞・作曲や振付創作、アクロバティックなど自ら手掛けるなど、独自でハイレベルな音楽性で世界的な人気を誇っている。

 彼らが所属するのは、4人組ガールズグループ「Brave Girls」の存在で話題になった事務所「ブレイクエンターテインメント」。「Brave Girls」は、軍慰問公演で「Rollin’」を披露し、軍人が大盛り上がりしている様子をまとめた動画がYouTubeに投稿されたことをきっかけに、昨年韓国で一大ブームを引き起こした。「Rollin’」は2017年にリリースした曲だったが、2021年に主要音源サイトのリアルタイムチャートで1位を獲得。グループの活動が行き詰まり、解散を決意していた最中だったことも大きく注目され、“悲願の返り咲き”として世界中から反響を呼んだ。

 先輩グループである「Brave Girls」の活躍に事務所も活気づき、GKは「僕たちもとても嬉しくて幸せです。会社の雰囲気が良くなりました」と話し「僕たちももっと上に上がろうという決心をしました」と刺激を受けたと告白。事務所の新たな星として、期待を背負う。

 「DKB」は、E-CHANとD1の2人がリーダーとしてグループを支えている。「リーダーは1人だと負担が大きいですが、2人だと分けることができますし、チームの雰囲気も良くなります」とE-CHANは語る。

 珍しいリーダー2人の体制にも、D1は「2人の意見が合うので大きな摩擦もなく、お互いを配慮しながら生活ができています。僕たちは作詞作曲だったり、色々とセルフプロデュースをしているので、メンバーの意見を取り入れて完成ができるように、円満な意思疎通ができるようになっています」と話した。

 お互いはまるで“支え棒”、そして“携帯電話”のような存在。チームにとっても欠かすことができず、お互いが固い絆で結ばれている。

 E-CHANを「携帯電話」と例えたD1は「元からなければ生きていくのに問題はなかったんですけども、携帯を手に持つと、なくてはならない存在になりますよね。携帯があることによって、いろんな方面で僕が生きている」と“相方”の存在が大きいという。2人のリーダーシップで、円満な意思疎通ができ、チームの雰囲気も良くなっている。

 心強いリーダーを持つことで、一人一人が輝いているDKBのメンバーたち。JUNSEOは「日本に早く戻ってきたい」、YUKUは「次は自分たちのコンサートをしたい」、LUNEは「誰が聞いてもおおーっとなるような賞を受賞したい」と、さらなる目標に熱いまなざしを向けた。

 これまでにも、「第27回大韓民国芸能芸術賞」でグループ歌手賞、「2021 Asia Artist Awards」で歌手部門のフォーカス賞を受賞するなど、着実に実績を積み上げてきたDKB。今後の日本の活動についても、TEOは「今度会うときにはマスクを取って一緒に歌を歌うことができるとうれしい」、LUNEは「今後はもっと日本を訪れることができたらいいと思います」と意欲的。さらにD1は「これからもっとかっこいいDKBをやります」、HEECHANは「早く会いましょう」と、それぞれ日本語でファンにメッセージを寄せた。

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