水森かおりが20年連続のNHK紅白歌合戦出場を恩人の墓前に報告 活動休止する氷川きよしにエール

[ 2022年12月8日 19:13 ]

恩人・徳間康快さんの墓前に紅白20年連続20回目の出場を報告する水森かおり=東京・西麻布の長谷寺 
Photo By 提供写真

 演歌歌手の水森かおり(49)が8日、東京・西麻布の長谷寺で所属レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」の元社長・徳間康快さんの墓前に、大みそかの第73回NHK紅白歌合戦出場を報告した。

 20年連続の出場で「夢のような回数。感謝の気持ちでいっぱい」としみじみ。徳間さんは「紅白に出られる大きな歌手になれるように頑張れよ」とエールをくれた大恩人。当日のステージは「みなさんに楽しんでいただけるパフォーマンスをしたい」と話した。

 例年はステージの巨大衣装が注目されており、一方で昨年は京都・清水寺から中継で出演した。今年の演出内容に関してさまざまな質問がされたが、「どうでしょうか?」「そうですねえ…」と笑顔でケムに巻いた。衣装に関しては「桂由美先生にお願いしようと思っています」と明らかにした。

 来年1月24日に新曲「日向岬」を発売することを発表。「失恋の歌ですが、今までにないくらい明るい歌。聴いていてスカッとする作品ですね」とPR。舞台は宮崎県日向市。今月25日に同県知事選の投開票もあり、その動向にも注目している。“ご当地ソングの女王”として日本各地の曲を歌ってきたが、これで45都道府県を制覇。残すのは徳島、福岡両県となった。

 来年は50歳の節目を迎える。毎年この墓前報告の際にプライベートの話をするのが恒例だが、この日もリポーターが結婚に関して控えめに質問した。すると水森は「仕方なく聞くのやめて!(めでたい話は)ないけども!」と冗談めかして回答。仲良しのサンドウィッチマン・伊達みきおに「姉さんの将来は任せてください」と言われており、期待して待っているが「まだ誰も紹介してもらってない」と笑った。「(南海キャンディーズの)しずちゃんも結婚されるし」と刺激を受けた様子だった。

 また、紅白には所属事務所の後輩で、年内いっぱいで活動休止する氷川きよし(45)も出場する。これまでさまざまなことを相談しあった仲とあって、「悔いのないパフォーマンスを見せていただけると楽しみにしてます」とエール。「23年間駆け抜けてきたから」と休止を決めた氷川に理解を示し、「いつ帰ってきても、ともに笑顔でステージに立てることを楽しみにしています」と語った。

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2022年12月8日のニュース