舛添要一氏「地球温暖化が理由だと言うが、実は東京五輪汚職事件が」IOC冬季五輪開催地決定先送り

[ 2022年12月8日 07:58 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(74)が8日までに自身のツイッターを更新。国際オリンピック委員会(IOC)が6日にスイスのローザンヌで開いた理事会で、札幌市が招致を目指す30年冬季五輪の開催地決定を、来秋から先送りすることを決めたことに言及した。

 記者会見したデュビ五輪統括部長は絞り込みの時期を含めて無期限で延期する方針を示したが、IOC幹部は「正式決定は25年では遅い。24年だ」との見解を語った。当初は23年9~10月の総会(インド)で決める予定だった。IOCは気候変動などへの対応策協議が理由と説明した。

 舛添氏は「IOCは、2030年の冬の五輪開催地の決定を当初予定していた来年の総会よりも先送りすることを決めた。地球温暖化が理由だと言うが、実は東京五輪汚職事件が響いている。その裁判も終わらないうちに札幌と決めるわけにはいかないからだ。それにしても、手を挙げる都市が激減している。五輪は曲がり角だ」と自身の見解をつづった。

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2022年12月8日のニュース