姿月あさと 宙組初代トップ時代「祝福と同じくらい非難も」自ら企画の25周年コンサート取材会で回想

[ 2022年12月8日 15:28 ]

自ら企画し、実現させた宝塚歌劇・宙組誕生25周年の記念コンサートをアピールする姿月あさと
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 宝塚歌劇団の宙組初代トップスターで俳優の姿月あさと(52)が8日、大阪市内で宙組誕生25周年のコンサート「明日へのエナジー」(来年3月3~6日=よみうり大手町ホール、11~14日=宝塚バウホール)の取材会を行った。

 昨年末、自ら主催の梅田芸術劇場に企画を持ち込み実現化させたスペシャル企画。トップ時代に2番手で後にトップとなる和央ようか(54)、3番手で後に星組トップとなる湖月わたる(51)がそろい、宙組のお披露目公演だった「エクスカリバー」「シトラスの風」からの楽曲や、退団後に3人が競演したミュージカル「シカゴ」などを披露する。

 初代トップ時代を振り返り「道なき道、誰かが一歩を踏み出さなければいけない状況は、おこがましいけど“挑戦しなければ何も始まらない”と言ってきた今回のサッカー日本代表に通じるかも」と胸を張った。

 「祝福されるのと同じぐらい非難も浴びました。舞台の上だけが“安心な場所”と思える日もあった」と過酷だった日々を思い「当時は忙しすぎて3人でお茶も行けなかったけど、こないだ初めて食事に行けた」と笑顔を浮かべていた。

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2022年12月8日のニュース