古市憲寿氏 神木にプーチン氏の顔付きわら人形、損壊容疑逮捕に「誰か呪いそうになったら」

[ 2022年6月16日 08:53 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。千葉県警松戸東署が15日、同県松戸市の神社の境内にある神木にわら人形を打ち付けたとして、器物損壊と建造物侵入の疑いで同市の自称無職の男(72)を逮捕したことに言及した。

 わら人形の頭の部分にはロシアのプーチン大統領の顔写真が貼られており、胸には「抹殺祈願」などと書かれた紙が折り込まれていた。署によると、黙秘している。5月以降に松戸市内の神社10カ所以上で、同様の被害を確認。わら人形の大きさや、折り込まれている紙に書かれた文字の筆跡が似ており、同一犯の可能性があるとみている。

 MCの谷原章介が「ここまでITが進んでも呪(のろ)いってなくならないんですね」と話すと、古市氏は「呪いって昔から続いてきたものを現代の法律がどう裁くかって難しいですよね。もちろん今回の場合は自分のものではない神社に入ったということで器物損壊、建造物侵入が成立していると思うんですけれども、呪い自体は別に裁けるものでもないし心の中で誰か死んでほしいと思っても、それは裁け得ないじゃないですか」と言い、「だから呪いというものを、もしも抱くんだったら人に迷惑をかけず家でやればいいと思うんですけど、結局呪いの言葉って自分に返ってきちゃうというか、誰かが死んでほしいっていう願いって、結局うまく自分の心身とか自分の心を傷つけちゃうことも多いと思うんですね。だから誰か呪いそうになったら、そもそもこの呪いの気持ちはいいんだろうかって、もっと建設的にこれをアピールする方法はないんじゃないかって考えた方が本当は建設的だと思うんですよね」と自身の考えを述べた。

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2022年6月16日のニュース