坂上忍 バイキングMC後継はあのお笑い芸人だった? 番組舞台裏と「俺が降りるはずだった」タイミング

[ 2022年6月16日 11:05 ]

坂上忍
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 俳優でタレントの坂上忍(54)が15日放送のABEMA「デマ投稿を許さない」(水曜後11・30)に出演。お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(47)をゲストに迎え、2人で出演していたフジテレビ「バイキングMORE」の舞台裏について語った。

 坂上が「バイキング」のMC、後藤は曜日レギュラーという関係で、この日は「バイキング」以来の対面。番組リニューアルで後藤が降板した時のことに話が及んだ。

 坂上は「ほんとのこと言っちゃうとです。(後藤が出演していた)木曜日で、毎年一回必ず一番目上のやっくん(薬丸裕英)がごちそうしてくれる会ってのがあって。時事(ネタを扱うよう)になってから後藤君がすごく気を遣って、苦しそうまではいかないけど、どういう立ち位置でっていうのを考えてるだろうなって感じてたので、(食事の席で)“降りたかったら降りちゃっていいんじゃないの?”って僕言ったんですよ。僕だったら普通に降りちゃうって言って。後藤君がどう受け止めたかわからないけど…。その半年か1年後くらいにやめたもんね?僕の正論を芸人さんに言っていいのかわからなかったんだけど、たまたまプライベートの会だったから言っちゃったんだけど。言うべきじゃなかったのかなとかって考えちゃった」と、もやもやしていたことを明かした。

 さらに「僕は後藤君って紳助さんになる人だと思ったの、勝手に。政治のこととか勉強したら、歯切れいいし、頭いい人だから紳助さんの後に座れる人だと思ってた。見てると勝手な印象だけど、思ってた以上に笑いとか漫才とかに対する思いが強い方なのかなって思って、それを感じてから言うのやめたんですよ。だから逆に嫌だったら辞めちゃったほうがいいって言えちゃったと思うんだよね」と発言の真意を説明した。

 また、「降りちゃっていいんじゃないの?」と発言した背景として自身の経験も踏まえていたものだとし「僕はバラエティーに出させていただくようになって、ルールをわかってなかったなって。俺この番組に必要?って思った番組は、普通に降りちゃってたんだよね。役者上がりだからなのかもしれないけど、すぐ降りれちゃうのよね」と述べた。

 バイキング内での自身の立ち位置が見いだせなかったという後藤は「番組が『MORE』に変わるっていう時にどうしますか?と言われて、いや、ちょっと…っていう感じでした」と降板を決断した時のことを回想。

 坂上は「本当はそのタイミングで俺が降りるはずだったんだから。俺は3時間無理だって。最後まで抵抗してたの。だからもうちょっと待ってたら後藤君が(MCに)なってたんだよ」と明かすと、後藤は「そうなんですか?!そんなことないでしょう」と仰天。坂上は「いろいろありすぎました。ご迷惑をおかけしました」と詫びていた。

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2022年6月16日のニュース