三浦大知 沖縄で「燦燦」を 2年ぶりツアーで凱旋公演熱望「自分のライブで行きたい」

[ 2022年5月20日 04:00 ]

しっとりと歌い上げる三浦大知
Photo By 提供写真

 出身の沖縄を舞台としたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌「燦燦(さんさん)」を歌っている三浦大知(34)が、2回目の凱旋公演を計画していることを明らかにした。19日、全国ツアーの東京公演を八王子市のJ:COMホール八王子で開催。公演前に取材に応じ「(沖縄に)行ってライブがしたい」との意向を明かした。

 7月まで開催する今ツアーでは沖縄公演が予定されていない。10月2日に沖縄で行われる音楽祭に出演予定だが「自分のライブで行けるようにしたい」と、あくまで単独公演として開催したいようだ。年内に実現すれば17年3月に中城(なかぐすく)城跡で開催して以来、5年ぶり2回目となる。

 「燦燦」は最新18日付のUSENのJ―POPランキングで1位を記録するなど、6月8日のCD発売を前に人気が広がっている。毎朝のようにNHKで流れ、有線でもリクエストの多い自作曲を生で故郷に届けたい思いは強い。

 自身初めて朝ドラ主題歌を担当し、コロナ下初となるツアーを2年ぶりに開催するなど、活動を本格化させている。「延期せざるを得なかったことを形にしていきたいので、自分にとって待ち望んでいた1年です」と目を輝かせた。

 「形」にしたい一つが凱旋公演だ。97年に沖縄アクターズスクール出身の男女7人組「Folder」(00年活動停止)でデビューして25年。幼少期に沖縄を離れたが「沖縄の親戚が応援してくれているのはとてもパワーになっている。あとはやっぱりFolderのメンバーの活躍。特に(満島)ひかりの第一線の活躍を見ていると“自分も頑張らないと”と鼓舞される」と刺激を受けている。この日のステージでは「燦燦」や代表曲「Blizzard」など21曲を披露。20年にコロナ禍で開催途中で中止となったツアーを仕切り直した格好で「ペースを崩さずに2年前のツアーを走りきりたい」と意気込んだ。

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2022年5月20日のニュース