中井貴一の熱い思い 志の輔の落語と出会って映画化 「大河への道」舞台あいさつ

[ 2022年5月20日 20:38 ]

映画「大河への道」の初日舞台あいさつで鏡抜きを行う(左から)中西健二監督、岸井ゆきの、北川景子、中井貴一、松山ケンイチ、和田正人、田中美央
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 俳優の中井貴一(60)が20日、都内で企画・主演の映画「大河への道」(監督中西健二)の公開初日舞台あいさつに共演の松山ケンイチ(37)、北川景子(35)らと出席した。

 立川志の輔(68)の新作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」が原作の本作。中井の熱い思いによって映画化が実現した。「時代劇が少なくなっている中で、京都の撮影所やスタッフ、俳優の知識を残していかないといけないと思っていた時に志の輔さんの落語と出会った」と企画に至った経緯を明かした。

 10年来の付き合いがある松山は「貴一さんの人間性、優しさがあふれているような映画」と表現。北川は「人が心を通わせて、力を合わせれば、1つの大きな事を成し遂げることができると、この作品からすごく勇気をもらった」と語った。

 中井は「初日は役者にとって育ててきた映画と別れる時。皆さんのもとに育ててきた娘を届ける気持ちでここに立っています」と感慨深げに語った。

 舞台あいさつには、岸井ゆきの(30)、和田正人(42)、田中美央(47)、中西健二氏(60)も登壇した。

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2022年5月20日のニュース