フジ解説委員・風間晋氏 中国は「本当に失礼千万」 WHO総会への台湾招待求める米国に“騒ぐな”

[ 2022年5月20日 08:28 ]

フジテレビ
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が20日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ブリンケン米国務長官が18日、スイス・ジュネーブで22日から開かれる世界保健機関(WHO)の総会に台湾をオブザーバーとして招き、台湾の専門知識を議論に生かすよう「強く主張する」との声明を発表したことに言及した。

 台湾のオブザーバー参加は、独立志向の蔡英文政権発足を受けた中国の反発で2017年以降実現していない。バイデン大統領は今月、参加復帰を後押しする法案に署名し、中国外務省の趙立堅報道官は記者会見で「私たちは断固として米国の発表に反対だ。WHO総会を口実に台湾に関する問題を騒ぎ立てるのをやめるべきだ」とした。

 風間氏は「中国は国際表裏から台湾を排除する、姿を消させるっていうのをずっと国策としてやってますから、このWHOの総会に参加させないっていうのは、まあそうなのかなって思います」とし、「今回のやつに限らず米国の国務長官の声明に対して中国の外務省の役人の報道官が“騒ぐな”みたいな、こういう言い方をするのは本当に失礼千万だよと僕は思うんです。なんかたぶん意思決定にかかわっている人じゃないんで、できるだけ新聞の見出しになるような言い方をしようっていう意識なのかなあって思ってしまいますね」と自身の考えを述べた。

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2022年5月20日のニュース