【鎌倉殿の13人 第19話トレンド】義経「モンゴル」へ行け!ネット生存説期待「時政パパ」の優しさに涙

[ 2022年5月16日 08:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第19話。北条時政(坂東彌十郎)と北条義時(小栗旬・右)に別れを告げる源義経(菅田将暉・左)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は15日、第19話がオンエアされた。放送終了後、ツイッターのトレンドに入った関連ワードを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第19話は「果たせぬ凱旋」。鎌倉入りを許されず、京に戻って悲嘆に暮れる源義経(菅田将暉)。北条義時(小栗)は大江広元(栗原英雄)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴を漏らす頼朝に対し、苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、義経をめぐって里(三浦透子)と静御前(石橋静河)が対立。さらに、源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝への疑心を煽り…という展開。

 「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から4週連続の世界1位。

 行家と後白河法皇にけしかけられ、義経は頼朝追討の挙兵に追い込まれた。以前、兄と劇的な対面を果たした黄瀬川。思うように兵が集まらず、いったん九州へ逃げ、再起を図った。

 自ら出陣した頼朝だったが、義経失踪の報を受け、鎌倉に引き返し。北条時政(坂東彌十郎)に義経を捜し出し、捕らえるよう命じた。時政は鎌倉武士初の京都守護として義時とともに軍勢を率いて上洛。義経と行家を捕らえるためと称し、畿内をはじめ西国諸国を頼朝が治めたいと後白河法皇に告げた。

 そして、時政と義時の宿所に失踪中の義経が現れる。時政は「九郎義経は、九州へ逃げ落ちたと聞いておる。かような所にいるはずはない。偽者であろう(笑み)」「あなたはおっしゃった。経験もないのに自信もなかったら、何もできぬと。では、自信をつけるには何が要るか。経験でござるよ。まだまだこれからじゃ」と生き延びることを願った。「時政パパ」の優しさが視聴者の涙を誘った。

 「モンゴル」は義経とモンゴル帝国を築いた英雄チンギスハンが同一人物という仮説・伝説から。SNS上にも「九郎~!モンゴルへ行け~!大草原を駆け抜けろ~!」「考えてみたら『麒麟がくる』が光秀生存ルートだったから、『鎌倉殿の13人』も義経モンゴル生存ルートであっても全然、不思議じゃないよね」「“あれだけの知恵があればどこでも生きていけます”。行き場を失う義経に戦を避けたい小四郎が掛ける苦しい言葉が、モンゴルの草原を生き生きと駆け抜けていくチンギスハンを思わせて、少しだけ、ほんの少しだけ、笑顔になる」などの声が相次いだ。

 ■日本のトレンド(5月15日午後9時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (9)(後)白河法皇
 (19)時政パパ
 (25)モンゴル
 (35)八重さん
 (40)法皇さま
 (45)ナレーション
 (46)#鎌倉殿の十三人

 ■日本のトレンド(5月15日午後10時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (13)(後)白河法皇
 (23)時政パパ
 (43)モンゴル

 ■世界のトレンド(5月15日午後9時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (12)(後)白河法皇
 (29)時政パパ
 (40)#鎌倉殿の十三人

 ■世界のトレンド(5月15日午後10時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (18)(後)白河法皇
 (32)時政パパ

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