河村亮アナ54歳急死「痛烈！一閃！の実況忘れない」「ウリナリ世代…早すぎる」「好きな声」ファン追悼

日本テレビアナウンサーの河村亮さん
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　日本テレビの河村亮アナウンサーが14日に脳出血のため都内の病院で死去していたことが16日、分かった。54歳だった。同局によると「体調を崩して入院していた」という。通夜、告別式は親族や関係者のみで営まれる予定。

　巨人戦や箱根駅伝での名実況、「ウッチャンナンチャンのウリナリ！」などバラエティー番組での名調子など、様々なジャンルで「声」を武器に活躍してきた河村さんの54歳という若すぎる旅立ちにショックの声が広がった。

　SNS上では「痛烈！一閃！河村亮アナウンサー…どうかごゆっくりしてください」「私の一番好きなアナウンサー。ウリナリ世代、巨人ファンとしては残念でならない。落ち着いた声が好きだったな」「大袈裟なぐらいのアナウンサーだったけど、聞き取りやすく好きな声でした。お悔やみ申し上げます」「ショック　巨人戦の実況好きだった」「とてもびっくりした！！ウリナリ時代からずっと好きなアナウンサーさん　ご冥福をお祈りします」「昨日アリエルがホームラン打ったときアナウンサーが痛烈一閃使ったのはそう言うことだったのか」「安心して聞ける名アナウンサーだった」「痛烈！一閃！の実況は一生忘れることはない」「ウリナリよく観ていたし、プロ野球の中継もよく観ますし、箱根駅伝も毎年観ますし…、顔もお声もおなじみでした」「ウリナリの競技ダンスでの名調子を嫌う方は少なかったんじゃない」「早すぎるよ…」など多くの追悼のコメントが寄せられた。

　河村さんは1967年6月、神奈川・茅ヶ崎市生まれで、新潟高から早大政経学部を経て91年に日本テレビに入社。プロ野球や箱根駅伝などのスポーツ実況に加え、バラエティー番組でも活躍した。2007年の箱根駅伝の実況の際、順大の今井正人選手が5区で芦ノ湖にトップでゴールする際に、「今、山の神、ここに降臨!その名は今井正人!」と実況。野球では2013年5月5日の「長嶋茂雄&松井秀喜W国民栄誉賞!独占生中継スペシャル」で実況を務めた。

　最後のテレビ出演は3月3日にBS日テレで放送された巨人―西武のオープン戦で、巨人側の中継リポーターを務めた。ラジオは3月19日にラジオ日本放送の「日テレアナ・ザ・ワールド！」に出演したのが最後となった。