日テレ河村亮アナ脳出血で急死 54歳 箱根駅伝では「山の神降臨」の名実況 3月の出演が最後に

[ 2022年5月16日 17:38 ]

日本テレビアナウンサーの河村亮さん
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 日本テレビの河村亮アナウンサーが14日に脳出血のため都内の病院で死去していたことが16日、分かった。54歳だった。同局によると「体調を崩して入院していた」という。通夜、告別式は親族や関係者のみで営まれる予定。

 河村さんは1967年6月、神奈川・茅ヶ崎市生まれで、新潟高から早大政経学部を経て91年に日本テレビに入社。プロ野球や箱根駅伝などのスポーツ実況に加え、バラエティ番組でも活躍した。2007年の箱根駅伝の実況の際、順大の今井正人選手が5区で芦ノ湖にトップでゴールする際に、「今、山の神、ここに降臨!その名は今井正人!」と実況。野球では2013年5月5日の「長嶋茂雄&松井秀喜W国民栄誉賞!独占生中継スペシャル」で実況を務めた。本塁打を打った際の「痛烈!一閃!」の名ゼリフは野球界で広く知られた。

 最後のテレビ出演は3月3日にBS日テレで放送された巨人―西武のオープン戦で、巨人側の中継リポーターを務めた。ラジオは3月19日にラジオ日本放送の「日テレアナ・ザ・ワールド!」に出演したのが最後となった。

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2022年5月16日のニュース