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本宮泰風 任侠シリーズ「日本統一」から朝ドラ「ちむどんどん」へ 「真逆の世界」

[ 2022年5月16日 08:20 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第26回で、ボクシングジムのトレーナー役を演じた本宮泰風(C)NHK
Photo By 提供写真

 【牧 元一の孤人焦点】根強い人気を誇る任侠シリーズ「日本統一」で知られる俳優の本宮泰風(50)が16日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第26回で鮮烈な印象を残した。

 ヒロインの暢子(黒島結菜)が訪ねるボクシングジムのトレーナー役。暢子がそこにいるはずの兄・賢秀(竜星涼)について聞くと「逃げた」と険しい表情。「日本統一」の主人公・氷室蓮司を思い出させる迫力があり、場面に緊張感を生んだ。

 制作統括の小林大児氏は本宮の起用理由について「暢子は賢秀を頼って上京したが、その事情が変わってしまうという大事なシーンだったので、お願いした。本宮さんのお芝居は信頼できるし、本宮さんが出演していただくことでボクシングジムの雰囲気が本物らしくなる」と説明する。

 本宮は身長185センチで、総合格闘技が特技。役者仲間の間で「芸能界けんか最強の男」という説もある人物だ。本人に話を聞いた。

 ──朝ドラ初出演の率直な感想をお聞かせください。
 「NHKの看板番組のひとつである『朝ドラ』に氷室蓮司が出演しちゃっていいのかな(笑)という感じでしたが、ボクシングのトレーナー役だと聞き納得しました」

 ──出演以前に抱いていた朝ドラのイメージは?
 「かなり以前は、新人俳優の登竜門というイメージでしたが、最近では等身大の女性の姿を描く作品が多く、いろいろと挑戦されているなと感じています」

 ──実際に朝ドラの撮影現場に入った印象は?
 「いつもの撮影現場にはない、何とも言えない独特な雰囲気がありましたが、スタッフやキャストの皆さんが温かく迎えてくれて、とてもやりやすかったです」

 ──今回の役柄を演じるに当たって心掛けたことは?
 「21年ぶりに朝ドラ出演される具志堅用高さん(ボクシングジムの会長の役)の邪魔にならずに、トレーナーとしてうまくサポートできるようにと心掛けました」

 ──撮影中に心に残った事柄は?
 「具志堅さんは世界王座防衛13度の最多記録を持っているだけあり、アスリート独特のオーラがありました。私もボクシング経験者なので、具志堅さんの一挙一動を注視していましたが、あのチャンピオンがセリフを一生懸命覚えている姿を見ていると、なぜか、ほのぼのとしてしまいました」

 ──今回の出演が「日本統一」シリーズに与える影響は?
 「あくまでも希望ですが、『朝ドラ』と『日本統一』では真逆の世界で、ファン層も全く違うと思うのですが、朝ドラで自分を見た方が興味を持ち、『日本統一』を見ていただけるようになれば良いなと思います」

 「日本統一」は氷室らが極道の世界で頂点を目指すサクセスストーリー。一般の会社組織を任侠組織に置き換えて描いている面があり、既にサラリーマンらの支持率も高い作品だが、これを機にさらに人気を拡大させるか、注目される。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局総合コンテンツ部専門委員。テレビやラジオ、映画、音楽などを担当。

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