鈴木大地氏 中国幹部との不倫告白のテニス選手の安否「もし何かあったとすれば中国の在り方が問われる」

[ 2021年11月17日 11:20 ]

鈴木大地氏
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 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が17日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。テニスの女子ツアーを統括するWTAは14日、中国の著名選手の彭帥が共産党最高指導部メンバーだった張高麗元副首相と不倫関係にあったと告白する文章を、短文投稿サイトの微博に投稿した件について、公正な調査を求める声明を出したことに言及した。

 WTAは「性的暴行を受けたとの告発は深刻に受け止めなければならない。抑圧されず、公平で透明性のある調査が行われることを期待する」との声明を出した。張氏から性的関係を迫られたとした彭帥の投稿は、すぐに削除されたがインターネットで拡散された。現在、彭帥の安否を心配する声がテニス界から上がっている。

 鈴木氏は「まずこれ、びっくりすることがたくさんある。この関係があったことにびっくりですし、それを暴露したこともびっくり。そしてまた今、消息が不明。これまたびっくりですよね」と言い、「もし何かあったとしたら、中国の在り方が問われると思います。北京五輪が数カ月後に控えている国ですので、人権を私たちもスポーツ選手として連帯して彭帥選手の安否と言いますか、調査をお願いしたいなと思います」と自身の思いを述べた。

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2021年11月17日のニュース