ロッテ4年ぶり7連勝!メルセデス8回零封で待望初勝利「今日は本当に良い一日」

[ 2024年5月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ2―0ソフトバンク ( 2024年5月25日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>4回、ロッテ先発・メルセデス(撮影・沢田 明徳)
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 ロッテ・メルセデスが強気の投球で強力打線を抑え込んだ。初回いきなり3者連続三振。2回以降は走者を出しながらも3併殺で切り抜け、今季最長の8回、今季最多の111球を投げて3安打無失点、今季8度目の先発で待望の初勝利を飾り、チームを4年ぶりの7連勝に導いた。

 「初回からアグレッシブに攻められた。しっかり準備して結果もついてきて、今日は本当に良い一日でした」

 “怒り”が原動力になった。前回18日の日本ハム戦では初回に連打を浴びて4失点。吉井監督は「先発投手が一番やっちゃダメなのは初回のビッグイニング。その辺はしっかり反省して」と厳しく指摘していたが、この日の快投に「前回怒られて、ずっと機嫌悪かったんですけど、今日はその怒りをゲームにぶつけてくれた」と頬を緩めた。開幕から好投を続けていた不遇の左腕は規定投球回に達し、防御率1・50でリーグ2位に浮上。今季最多の貯金5とチームの勢いも加速してきた。(大内 辰祐)

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