落合博満氏 今まで見た高校球児で一番凄かった選手明かすも「プロに来てからは、ちょっと残念」

[ 2022年5月9日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が9日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、今まで見てきた高校球児の中で一番凄いと思った選手の名を明かした。

 「高校球児として見られて、1番この高校生凄いなって思った選手は誰ですか?」と聞かれると「清原(和博)だよ」と即答した。清原はPL学園時代にエースの桑田真澄とともに「KKコンビ」と呼ばれ、甲子園大会に5季連続出場し優勝2回、準優勝2回。また、個人としては甲子園通算13本塁打、3年夏の甲子園では当時の1大会での新記録となる5本塁打を放つなど数々の記録を打ち立てた。

 清原の高校生離れしたバッティングに「プロに来てもすぐ通用すると思った。総合的に見て素晴らしかったよ」と絶賛。だが、落合氏は「ただ、プロに来てからは、ちょっと残念だね」と、現役22年間で通算打率・272、通算2122安打、525本塁打、1530打点の成績に納得していなかった。

 「もっと上の数字を残せたんじゃないのかなっていうふうには思ったけどね」とし「あーもったいねえなぁ!!ってやつ」と清原の現役時代を振り返った。「もしかしたら監督の後に3冠王を獲れるのは(清原選手だった)?」と質問されると「あいつしかいないと思ってたよ」と明かした。

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2022年5月9日のニュース